« 雑文7/26 | 演劇交差点トップページへ | 雑文7/30 »

2022年7月26日

日本劇作家協会公開講座2022年夏『戯曲から始まるアクセシビリティ』

作・演出:作:夏井孝裕 演出:八鍬健之介
キャスト:神農直隆 コロ (COROBUCHICA.) 松永玲子 (ナイロン100℃)
スタッフ:【企画担当】 劇作家協会コンプライアンス委員会シアターアクセシビリティWG (金田一央紀 齋藤里絵 瀬戸山美咲 高羽 彩 はしぐちしん 米内山陽子 八鍬健之介) 【舞台監督】大地洋一 【音響】佐久間和子 【照明】吉嗣敬介 (ch.4429) 【映像記録】坪井俊樹(劇団スクランブル) 藤岡至央 【映像操作】重信臣聡 【手話通訳】NPO法人 シアター・アクセシビリティ・ネットワーク(TA-net) 【字幕(文字)支援】RoiS株式会社 【制作】飯塚なな子 松本 悠 (青春事情)  国松里香


日時:2022年8月7日(日)17:30開場/18:00開始
場所:座・高円寺2(JR高円寺駅 徒歩約5分)
料金:一般:1,500円 劇作家協会会員・杉並区民・障がい者割引:1,300円

◆ プログラム ◆
《1》公募短編戯曲のバリアフリー上演『再起動の夜』
[作] 夏井孝裕
[演出] 八鍬健之介
[出演] 神農直隆 コロ(COROBUCHICA.) 松永玲子(ナイロン100℃) 
[アクセシビリティスタッフ] 舞台手話通訳:米内山陽子 音声ガイド:檀鼓太郎 字幕制作:丸山垂穂

《2》上演を振り返るシンポジウム『作り手からの視点 ー実践を経てー』
[登壇] 短編戯曲の作者 八鍬健之介 神農直隆 コロ 松永玲子 米内山陽子 檀鼓太郎 丸山垂穂
[司会] 高羽 彩

《3》当事者とともにこれからを考えるシンポジウム『みんなで劇場に行こう!』
[登壇] 廣川麻子 美月めぐみ 和泉将朗 はしぐちしん 齋藤里絵 高羽 彩
[司会] 金田一央紀


 東京にて、日本劇作家協会公開講座2022年夏『戯曲から始まるアクセシビリティ』が開催されます。
 「スマートフォンにアクセシビリティがあるように、演劇にもアクセシビリティがあります。公募作品から選出した短編戯曲に、耳の聴こえない方向けの『舞台手話通訳』と『字幕』、目の見えない方のための『音声ガイド』を付けて上演! 普段は必要な人だけが使うアクセシビリティをフル盛りで、誰にでも見える・聞こえる形で紹介します。手話通訳は翻訳。日本語とは異なる言語体系で台詞が表現されます。字幕は視認性のため、台詞を短くすることも多々。音声と字幕の台詞の違いにご注目を。音声ガイドは動きをことばで説明します。その面白さもぜひ味わってください。
 『上演を振り返るシンポジウム』はバリアフリー演劇の超入門編。アクセシビリティ付き上演に初めて臨んだ劇作家や、演技以外の音声(ガイド)と動き(手話通訳)がある舞台に立った俳優が感じたことを伺います。今回のアクセシビリティの方法とその過不足も、スタッフが丁寧に検証。
 『当事者と考えるシンポジウム』では、聴覚・視覚・肢体・介助、それぞれのアクセシビリティを必要とし、かつ演劇にさまざまなスタンスで関わっている当事者をお迎えします。当事者が求めるものは実は何なのか、劇作家の視点からどう応えられるか ── 。これからの演劇界のアクセシビリティを考えます。
 アクセシビリティを取り入れた舞台に興味のある方、自分の公演でも取り入れてみたい方の、最初の一歩に最適の公開講座です。演劇へのアクセスのしやすさを高めることは、多様な観客が客席に集い、演劇を豊かにすること。ぜひご来場ください。」どんな舞台になっているのか、興味をもった方は、是非劇場に足を運んでみて下さい。
 お問い合わせは、こちらのメールまで。


同イベントの情報ページへ

(松本さん、お知らせありがとうございます。)

| Category: [演劇イベント情報] [関東]