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2020年1月17日

鳥の劇場 ブレヒト版『アンティゴネ』

作・演出:原作/B・ブレヒト 構成・演出/中島諒人 翻訳/谷川道子
キャスト:齊藤頼陽 中川玲奈 高橋等 中垣直久 安田茉耶 後藤詩織 大川潤子

日時:2月19日(水)・20日(木)・22日(土)・23日(日)・24日(月・休)・25日(火) 13:30開演 アフタートークあり
場所:鳥の劇場(鳥取県鳥取市鹿野1812-1)
料金:大人:2,000円/18歳以下:500円/中学生以下無料

上演をもっと多くの方に楽しんでいただくために
*送迎します JR鳥取駅、JR浜村駅と鳥の劇場の間の送迎を行います。無料です。是非ご利用ください。
■JR鳥取駅⇄鳥の劇場 (出発/到着場所:JR鳥取駅南口 フコク生命ビル前)
【行き】 JR鳥取駅 11:15発 (所要時間約45分) 【帰り】 鳥の劇場 15:50発
・22日(土)・23日(日)戯曲講座後 【帰り】 鳥の劇場 17:05発 ※当日の終了時間次第で、出発時刻を遅らせる可能性があります。
■JR浜村駅⇄鳥の劇場
【行き】 JR浜村駅 11:45発 / 12:18発 / 12:45発 (所要時間約15分) 【帰り】 鳥の劇場 15:10発 / 15:50発
・22日(土)・23日(日)戯曲講座後 【帰り】 鳥の劇場 17:05発
※当日の終了時間次第で、出発時刻を遅らせる可能性があります。
*託児します 小さいお子さまをお預かりします。 無料です。※必ず3日前までにご予約をお願いいたします。
*鳥のカフェがあります 上演の前後にコーヒーや各種ソフトドリンクなどを販売いたします。café-neeさん特製のドイツ風ランチボックス&スープもございます。ぜひご堪能ください。
*バリアフリーをめざします 障がいのある方にもご覧いただけるよう、適宜対応しております。ご連絡ください。
*字幕あります セリフが聞こえづらい方のために、 手に持てる小さい"字幕"をご用意いたしております。
English Subtitles available セリフの英語訳を自動的に表示するipodをご用意しています。Programmes are available with English subtitles which automatically appear on iPod screen.

ご予約・お問い合わせ 料金はご来場時にお支払いください。
チケット、ランチボックス、戯曲講座のご予約は、電話、ウェブ、電子メールでお受けします。電話/0857-84-3268


 鳥取にて、鳥の劇場 ブレヒト版『アンティゴネ』が上演されます。
 「国家権力が作った法律と、人間が本来持っている親愛の情のぶつかり合いを描いた傑作が、ソポクレス『アンティゴネー』。ドイツの劇作家ブレヒトは、第二次世界大戦のあと、それに基づく改作を発表した。同じような物語でありながら、改作では大衆に焦点が向けられ、独裁者と移り気な大衆の関係、そして個人の抵抗の困難が浮かび上がる。これはあの時代のドイツの話、そして驚くほどに悲しいほどに今の日本の話。
 演出ノート 現代演劇の可能性
 演劇には、見えているものを通じて見えないものを想像させる力がある。演劇の舞台空間は限定的、具体的な場なのだが、俳優のエネルギーや舞台美術や照明や音響、そして観客の想像力に支えられて、なんでもない場所はどんな場所にも変容するし、俳優はどんな人にもなれる。見えないものを想像の目で見る、それに基づき考える、自分の中に生まれる感覚になるべく正確な言葉をあてる。それら知的な営みは、素晴らしく人間的な行為。人工知能には絶対に不可能なこと。現代を生きるために必要な力だ。与えられたものにただ感覚的に喜んだり、不平を言っているだけでは、あるいは無関心でいるだけでは、たいへんなことになってしまう。大事なことを見分け、それについて本当に考えることをしなければ、政治や経済の大きな力を持つ者たちの声に、我々はただ押し流されるだけになる。国家権力が人間の内面にまで侵食しつつある現在。自由な表現だけでなく、自由な心の動きにまで、何か圧力がかかりつつある。何かたいへんなことが起こるかもしれない。あの時も、気づいたら、もう後戻りできない状況に置かれていたのだ。中島諒人」どんな舞台になっているのか、興味をもった方は、是非劇場に足を運んでみて下さい。
 お問い合わせは、こちらのメールまで。

鳥の劇場ホームページ

(後藤さん、お知らせありがとうございます。)

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