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2019年9月 2日

西地区ふるさとの歴史再発見事業 劇団120◯EN 第28回公演『殿がいない! -陸奥下村藩最後の一日-』

脚本・演出:清野和也

◎日程 11月4日(月・祝) [午前の部]10:30~ [午後の部]14:00~
◎会場 旧廣瀬座(福島市民家園内)
◎料金 500円(全席自由)

 福島にて、西地区ふるさとの歴史再発見事業 劇団120◯EN 第28回公演『殿がいない! -陸奥下村藩最後の一日-』が上演されます。
 「江戸時代、福島市佐倉下にあった陸奥下村(むつしもむら)藩。この藩を治めていた殿さまは、田沼意次の子孫たち。意次の失脚後、彼らは相良藩(静岡県)を取り上げられ、代わりに下村を与えられましたが、代々、江戸から出ることを禁じられていました。ですから、この村の人々は誰ひとりこの地を治める『田沼の殿さま』の姿を見たことがありませんでした。文政6年(1823年)のこと。突然、下村藩が無くなることになりました。田沼の殿さまが将軍・徳川家斉公に気に入られ、元々の領地、相良(静岡県)を治めることになったのです。『最後にひと目、下村を見てみたい』急に田沼の殿さまが言い立って、下村の人々は大慌て。失礼の無いように迎える準備を整えますが、ある噂が立ちます。『この下村で殿さまを暗殺しようとしている者がいるらしい!』殺されては大変と、藩の侍は『奥玉神社』に勝手に住み着いていた村一番の嫌われ者を殿さまの影武者へと仕立てあげるのですが...。120○EN、廣瀬座四作目は幻の下村藩を題材にした歴史喜劇!
 演出のコメント:『明治期の芝居小屋での上演です。福島市で、福島市の物語にこだわって上演し続けています。劇場を出たあとにも物語が続いている、この町で観る意味のある作品をお届けします。』」どんな舞台になっているのか、興味をもった方は、是非劇場に足を運んでみて下さい。
 お問い合わせは、090-6423-9837、またはこちらのメールまで。


劇団120○ENホームページ

(清野さん、お知らせありがとうございます。)

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