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2018年7月26日

文学座「女の一生」

作・演出:作/森本薫 補訂・演出/戌井市郎による 演出補/鵜山仁
キャスト:赤司まり子、山本郁子、松山愛佳、前東美菜子、中原三桜里、松本祐華
スタッフ:装置/中嶋正留 照明/古川幸夫 音響/秦 大介 衣裳/中村洋一 


日時:1. 10/23 火 13:30 夜割
場所:紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA
料金:一般 6,000円 夜割 4,000円(10/23のみ)夫婦割 10,000円※1
10月25日(木)13:30終演後アフタートークあり


 東京の劇団文学座が、公演「女の一生」を上演いたします。
 「1945年、焦土と化した東京。一面の焼け野原に独りたたずむ女がいる。その女は二つの大戦を経る激動の時代を生き、激しさの中に哀しみを湛える。名は布引けいという。明治38年(1905年)、日本がようやく近代的な資本主義国家となり始めた頃、天涯孤独の境涯にあった<布引けい>は、不思議な縁から堤家に拾われる。清国との貿易で一家を成した堤家は、その当主もすでになく、息子たちはまだ若く、<しず>が弟章介とともに困難な時代を生きていた。やがて<けい>は、その闊達な気性を見込まれ、長男伸太郎の妻となる。次男栄二に寄せた思慕は断ち切られ、<けい>は正真正銘、堤家の人となる。やがて時は流れて...。
 "誰がが選んでくれたのでもない、自分で選んで歩き出した道ですもの。間違いだと分かったら間違いでないようにしなくちゃ。"1945年4月太平洋戦争の東京大空襲のさなか、『自分たちは(戦争によっていつ死ぬかもしれない)だからこそ、この舞台を上演したい』という文学座の先人達の強い想いによって初日の幕を開けた『女の一生』は、敗戦の絶望の中から立ち上がり始めた日本人に愛され支持され、杉村春子主演により947回もの上演を重ねました。そして終戦から70年目、演出家・鵜山仁が『戦争を背景とした時代に翻弄される人間のドラマ』としてこの作品に新たな息吹を吹き込みました。2016年、杉村春子に憧れて文学座を志した山本郁子が〈布引けい〉を引き継ぎ、この秋、新たなキャストを迎え再びこの作品に挑みます。明治、大正、昭和という三つの時代をひたむきに生き抜いた一人の女の一生。時代を超えて愛され続けてきた『女の一生』にご期待下さい。」どんな舞台になっているのか、興味をもった方は、是非劇場に足を運んでみて下さい。
 お問い合わせは、こちらのメールまで。


文学座ホームページ

(最首さん、お知らせありがとうございます。)

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