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2016年8月 9日

対岸ビバーク「畳と巡礼」

作・演出:象千誠 キャスト:藤井友紀、山川愛美、山田明奈、砂田倫子、象千誠、上岡久美子、池田典弘、中川綾子、宮地綾、竹野弘識 スタッフ:舞台美術:奈地田愛  舞台照明:佐々木隆良[(株)篠本照明] 舞台音響:山崎信明[(有)ワークス] 舞台監督:坂田光平 演出部:落合晶子、松本朋子 宣伝美術:藤井友紀 制作:水戸亜祐美、金沢章子 主催:対岸ビバーク、(公財)広島市文化財団 アステールプラザ


日時:9/10(土)14時開演・19時開演  9/11(日)14時開演
場所:JMSアステールプラザ 多目的スタジオ
料金:一般前売り:2000円 当日:2500円、学生 前売り:1500円、当日:2000円
第21回日本劇作家協会新人戯曲賞選考経過と選評はコチラから
▼象千誠プロフィール
1983年、北海道函館市出身。広島県広島市在住。2002年、広島大学在学中に俳優として演劇活動をはじめ、2005年から劇作・演出も手がける。2010年~14年、演劇マネジメント活性化事業『DOCS』(公益財団法人 広島市文化財団 南区民文化センター主催)に地元トレーナーとして参加。高校生・大学生を中心とするユースへ向けた人材育成の現場に携わる。2012年度から、『演劇引力廣島』(公益財団法人 広島市文化財団 アステールプラザ主催)の事業に主に俳優として参加。地方都市で演劇活動を続けていくことの意義や課題や豊かさについて、日々考えています。(劇作家協会編『優秀新人戯曲集2016』/ブロンズ新社発刊 より引用)


 広島の劇団対岸ビバークが、公演「畳と巡礼」を上演いたします。
 「『おまえにだけは ほんとうのことを おしえておくよ』昭和が終わった年、父がきえた。二十七年後。すでに死亡宣告も下された父と思われる日本人の遺骨が、フィリピンで見つかった。報せを受け、父の妻と次女と母と弟が待つ故郷へ父の長女が帰って来る。かつて造船業で栄えた穏やかな海を臨む港町。当時家族が暮らした海辺の実家は、同居している父の弟が社長を務める水産加工工場の併設事務所と化しており、そこで働く中国からの技能研修生・実習生も出入りしている。実家の隣には、父の妻が管理人を務める一軒の外国人向けのアパートがあり、その一部屋に中国人二名は下宿している。造船業の衰退とともにさびれた港町のドックでは、にわかに外国の大型船舶修理業が活況を迎えており、かつてのドックアパートはもっぱら数か月間の修理と船出を待つ外国人船員たちの仮の宿として運用されているのだ。父の長女は、この帰郷にあたって家族問題に決着をつけたいと思っている。父の次女は、父とよく似た青年と出会い、心中穏やかでない。父の妻は、父のこと以上に対処すべき問題が多すぎてヒステリーである。中国人実習生と研修生は劣悪な労働環境に耐えかね、労働組合に駆け込もうと考えて......。第21回日本劇作家協会新人戯曲賞受賞作品 初公演
 かつては造船業で栄え、今は寂れてしまった瀬戸内の港町を舞台に、失踪した父をめぐる家族の物語。『畳を背負った男』『流れ続ける水』という痛烈なイメージと確かな筆力で、この国が背負っているジレンマに作者自身が正面から向き合っている、とも評価を頂いた今作品。新たに少し手を加え、大事に紡いでいきます。どうぞ期待ください★」どんな舞台になっているのか、興味をもった方は、是非劇場に足を運んでみて下さい。
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(象さん、お知らせありがとうございます。)

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