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2016年2月24日

シアターキューブリックローカル鉄道演劇アンコール公演 『ひたちなか海浜鉄道スリーナイン -spring version-』

作・演出:緑川憲仁
キャスト:片山耀将 谷口礼子 高橋茉琴 千田剛士 榎本悟 ささきくみこ 音楽・オオゼキタク
スタッフ:作・演出 緑川憲仁 音楽 オオゼキタク 宣伝美術 廣神法子 宣伝写真・舞台写真 宮内敏行 WEBデザイン 岡下明宏 まちあるき監修 向後功作(総務省地域創造アドバイザー) 衣裳 パンダ舎 ヘッドマークデザイン 伊藤壮 制作 奥山静香 伊藤十楽成 市場法子 敷名めぐみ 大沼優記 河野結/梶典子 柴崎貴子 佐藤初美 川本恵理子 青木衿人


日時:2016年3月26日(土)・27日(日)・4月2日(土)・3日(日)  全日程 1便 10:43~14:22/2便 14:38~18:12 (往路出発~復路到着時刻)
場所:ひたちなか海浜鉄道車内(茨城県) 勝田駅発着
料金:4500円


 東京の劇団シアターキューブリックが、ローカル鉄道演劇アンコール公演 『ひたちなか海浜鉄道スリーナイン -spring version-』を上演いたします。
 「帰れない湊
 開け放った車窓から懐かしい海風の匂いが入ってくる。同じ海でも、ここの海風は芋畑の土の匂いが混ざっている。まるで家出少年の気持ちで見る久々のひたちの大地は、誰よりも会いたくて、けれども誰より会いたくない彼奴のよう。ふと向かいの席に目をやると、一人の知らない女。彼女は、責めるような、すがるようなまなざしで僕の瞳を捕えて離さなかった。『お前もか......』。僕はすぐに彼女の心情を汲んだ。僕も、彼女も、帰りたい湊へ帰ることができない難破船だった。『湊線』と呼ばれる小さな列車は、二つの物語と春風を乗せて、ふたたびゆっくりと動き出す。
 2015年11月の公演で大好評を博した『ひたちなか海浜鉄道スリーナイン』。そこでしか上演できないオリジナルのストーリーと、物語の要素を詰め込んだまちあるきは、新聞各紙にも大きく取り上げられ話題となりました。今回、ひたちなか海浜鉄道からも熱望をいただき、アンコール追加公演が決定!初めてローカル鉄道演劇をご覧になる皆さんにも、『もう一度あの体験を』という皆さんにも、きっとその日しかない、たった一つの思い出をお持ち帰りいただけます。走る車両で繰り広げられる演劇と、ローカル情緒漂う阿字ヶ浦での海辺の路地探訪。舞台と客席の境目のない劇空間で展開する体験型鉄道演劇、この春、アンコールで堂々の凱旋。」どんな舞台になっているのか、興味をもった方は、是非劇場に足を運んでみて下さい。
 お問い合わせは、こちらのメールまで。


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(奥山さん、お知らせありがとうございます。)

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