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2016年2月19日

820製作所×河のはじまりを探す旅 2 別役実『一軒の家・一本の樹・一人の息子』『マッチ売りの少女』

作:別役実
演出:波田野淳紘


【公演日時】3月4日 19:30/5日 19:00/6日 17:00
『一軒の家・一本の樹・一人の息子』3月4日 19:30/5日 19:00/6日 17:00
『マッチ売りの少女』3月5日 15:00/6日 13:00
【公演日時】3月5日 15:00/6日 13:00
【料金】予約:2300円/当日:2500円 演目セット(要予約):3500円 学生(要学生証・要予約):1000円
【会場】RAFT(中野区中野1-4-4 1F)


 東京にて、820製作所×河のはじまりを探す旅 2 別役実『一軒の家・一本の樹・一人の息子』『マッチ売りの少女』が上演されます。
 「この度は、別役実氏の初期の作品と、"小市民"の生の様態の探求を開始した70年代後半の作品を取りあげ、上演いたします。『不条理劇』の日本的な展開を試みた別役実氏の劇世界では、平凡に見えながら、ひどく不安定な状況下で立ちすくむ人間の姿が描かれています。時に滑稽に、時に酷薄なまでに存在の揺らぎを突きつける氏の劇構造と、それを支えるせりふと格闘することで、誰もが異なる文法に則り存在するわたしたちの、根源的な悲しみに触れることができたら、と考えています。(820製作所)
 『一軒の家・一本の樹・一人の息子』夕暮れ時の公園。人待ち顔の女のもとに、くたびれた男がやってくる。二つの孤独の相寄るように、取りとめもなくはじまった会話が、それぞれの事情を炙りだし――根をうしない、自らの立つ『場所』を喪失した、孤独なたましいを浮かびあがらせる。1978年初演。
 『マッチ売りの少女』夜のお茶の時間。食卓の準備をする夫婦のもとに、ひとりの女性が来訪する。見知らぬそのひとを夫婦は歓待するが、やがて、女の語りは奇妙に歪み――アンデルセンの童話を下敷きに、荒廃のあとを生きるひとびとの、暗い怯えをえぐり出す。1966年初演。」どんな舞台になっているのか、興味をもった方は、是非劇場に足を運んでみて下さい。
 ご予約・お問い合わせは、NPO法人らふと:tel:03-3365-0307まで。


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(伊藤さん、お知らせありがとうございます。)

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