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2015年4月28日

文学座『明治の柩(ひつぎ)』

<作>宮本 研
<演出>髙瀬久男
<出演者>坂口芳貞,石田圭祐,石川 武,加納朋之,得丸伸二,沢田冬樹,椎原克知,亀田佳明,清水圭吾,上川路啓志,藤側宏大,高塚慎太郎,駒井健介,木場允視
南 一恵,山本郁子,佐古真弓,千田美智子,福田絵里

<公演日>2015年6月11日(木) → 24日(水)
<チケット料金>
●一般 6,000円
●各種割引は文学座のみ(0120-481034)
・夜 割 4,000円(6/11,16)
・夫婦割 10,000円
・ユースチケット(※25歳以下)3,800円(要生年月日確認)
・中・高校生 2,500円(要学生証)
●豊島区民(在住・在勤・在学)の割引は、あうるすぽっとのみ前売取扱 区民割引 5,500円(要証明書提示)
<会場>あうるすぽっと 東池袋駅より徒歩1分
<お問い合わせ>
■文学座チケット専用 0120-481034
■電子チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード442-684)
e+(イープラス) (PC・携帯共通)
あうるすぽっとチケットコール 03-5391-0516(10:00~19:00)
文学座HP (Gettiより)

 東京の劇団文学座が、公演『明治の柩(ひつぎ)』を上演いたします。
 「明治後期。足尾銅山は日本最大の鉱山として発展する一方、その鉱毒により汚染された渡良瀬川流域一帯に甚大な被害をもたらした。村人たちは窮状を明治政府へ訴えるべく押し出し(請願行動)を決行し、国会議員・田中正造も住民のために奮闘する。しかし富国強兵を掲げる政府は、殖産興業を推し進めるべく銅山に肩入れし、住民を救済するどころか押し出しの先頭をつとめた若者たちを捕えるのだった。村を守る者、村を捨てる者。人々は運命に抗いながらそれぞれの進むべき道を模索し続ける...。
 気骨の作家・宮本研によって書き下ろされたこの作品は1962年ぶどうの会によって初演され、以降に書かれた『美しきものの伝説』『阿Q外傳』『聖グレゴリーの殉教』と連なって『革命伝説四部作』と呼ばれる作品群の端緒となった。日本公害史の原点となった足尾鉱毒事件の軌跡を克明に記録し、その問題解決に命をささげた田中正造を題材に、近代以降の日本に横たわる非常に重いテーマを描いている。いつの時代も社会問題は生まれ、またそこには打ち捨てられる人々が喘ぎを発している。芝居では抱えきれない重い現実を、しかし芝居でしか成し得ない表現によって上演を試みます。劇場で投げかけた小石が小さな波紋を産み、静かに広がっていく事を願って。『ナシャ・クラサ』(2012年/アトリエの会)、『ガリレイの生涯』(2013年/本公演)など、人間の不条理な真相に迫りながら社会を告発する作品を続けざまに手掛けてきた髙瀬久男が演出を執り、いま改めて社会への問いを投げかけます。」とのこと。どんな舞台になっているのか、興味をもった方は、是非劇場に足を運んでみて下さい。
 お問い合わせは、文学座 03-3351-7265 まで。


文学座ホームページ

(お知らせありがとうございます。)

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