作・演出:柳沼昭徳
キャスト:阪本麻紀 片山奈津子 浅井浩介 犬飼勝哉 内田和成(e-dance) 大村史子(劇団ひまわり) 斉木りさ 崎田ゆかり(第三劇場) 高橋志保 辻智之 中川裕貴(N.O.N、swimm) 中嶋やすき(劇研シニア劇団) 長田美穂 新田あけみ 長谷川直紀 松本S一 安田一平(ニットキャップシアター) 山邉明日香
スタッフ:舞台監督:清水忠文 照明/美術:魚森理恵(GEKKEN staff room) 音響:狩場直史(KTカムパニー) 音楽:中川裕貴(N.O.N、swimm) 美術製作:松尾如美 記録写真:東直子 映像/宣伝美術:六川クリエイト 制作:烏丸ストロークロック・本郷麻衣
日時:3/5(金)~3/14(日) 平日18:00 土日13:00/18:00(最終日は13:00のみ) *3/10は休演
場所:アトリエ劇研
料金:前売り:2,500円 当日:3,000円/ 学生前売り:2,000円 当日:2,500円 *全席自由
京都の劇団烏丸ストロークロックが、『漂泊の家』シリーズ総集『八月、鳩は還るか』を上演いたします。
「いつもその村には風が吹いていた。わたしたちはそれを見ていた。雲は確実な力によって次々と、滞ること無く流れていった。自然の成り立ちは明らかで、絶えず世界は大気と共に流れていた。無論わたしたちもそこに属していた。深い雪は岩場を伝って流れ去り、地中深くに沈み、溜まり、流れ、同様に降った雨は羽衣のように山を白く覆った、漂った、立ち上ったかつて、かつて、ただただ当たり前で、圧倒的な営みの中に高潔なわたしたちはあった。わたしたちは含まれていた...。2012年。東京の出版会社の編集者である飯田みどりと天童彰は、石川県珠洲市馬緤峠(まつなぎとうげ)で農業ビジネスを展開する、財団法人八月会の取材に訪れた。廃校跡を利用したその敷地で約60人ほどの住人が共同生活をしながら、それぞれ農業、養鶏、養豚などにたずさわっていた。ヤマギシ会さながらのその組織にリーダーは存在せず、組織の意志決定は持ち回り制である『運営委員会』を設け、すべて住人たちの合議によって運営がなされていた。季節は秋。住人たちはいつにも増して多忙のようだった。日中の農作業と平行して、夜には毎年恒例の収穫を祝う祭りの準備に追われていた。今年は皆でお芝居をするという。催しの責任者も、一般人を呼んで八月会のすばらしさを宣伝すると意気込んでいる。練習が始まる。幕があく。一人の女性がぽつぽつと語り出した。内容はある男についての話だった。岡田ケン。知らない名前だった。」女性の語りから始まる物語、どのようなストーリーなのでしょうか。
「2005 年。上演時間たった15分の『メモ』と題された無言劇からはじまった烏丸ストロークロックの『漂泊の家』シリーズ。宿命的な孤独にさいなまれながら、家族を求め、さまよい続ける岡田ケンの半生を、2007年に第1話『白波荘をめぐる半年』、2008年には第2話『六川の兄妹』を十数回の試演会と共に上演してきました。そして2010年。今作ではこれまでのエピソードの再構成をおりまぜながら、漂泊し続けたケンの『ひとつの終わり』を描きます。不変の『帰る場所』である『家』。ケンが行き着く家はいずこに?烏丸ストロークロックが5年間をかけて紡ぎだした物語が、ようやく一つの終幕を迎えます。」とのこと。同劇団の取組の集大成、興味を持った方は、是非劇場に足を運んでみてください。
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